0561fusianasan
2016/03/23(水) 12:38:19.91今日も選抜を見ながらおやつを食って茶を飲んで楽しもうな
昨日は甘いものだったが今日はどんなのがいい?
甘いものの次はしょっぱいのかな?それともまた甘いのがいいかな?
あれだよな、甘いのとしょっぱいのを交互に食べたくなるのってよくある事だよな?
そして食うのを止める機会を知らずに失いピザへと一直線・・・俺の事だが・・・
ガサ・・・
どこからか聞こえてくる音
この部屋のどこかはわかるのだが、それがどこかまでは特定できていない
ガサガサ・・・ゴソ・・・
家鳴りのそれとは違う、物が僅かに動くような微かなそれに三橋廉が気が付いたのは数日前だ
始めはネズミでもいるのか、とも思ったが、糞や家具を齧ったような跡は見られなかった
もしやG・・・と思い、Gホイホイを仕掛けたが何もかからない
Gでもネズミでもなければ、この音の正体は一体何なのだろう・・・
そして今日も、夜の寝る頃になってこの音が聞こえてきた
ゴソ・・・ゴソゴソ・・・ガサ・・・
夜遅くの静かな時間、それは三橋の耳に異様に響いて聞こえる
始めは気のせいかなとも思った
だけど毎日の様にそれが聞こえてきて不安になり、この部屋に、自分以外の何かがいるのではないか
それは一体何なのか・・・と段々と恐怖へと変わって行く
きっと部屋が散らかりすぎて、ビニール袋や衣類が何かの振動で動く音だと思い、部屋の掃除をした
綺麗になった部屋で、これからは安心出来ると思ったが、その夜からまたあの音がし始めた
ガササ・・・ガサ・・・
音のする方向に目をやっても、そこには何も無い
ただ綺麗になった部屋の中には自分しかいない
三橋は段々と自室に帰るのが怖くなっていった
何かわからないものが、自分の部屋の中にいて動き回っている
三橋にはそれは、恐怖でしかなかった
「それってさ、ラップ音ってやつじゃないかな?」
「ラップ音って?初めて聞いたけどなに?」
「幽霊とかが出るときに出す音だったかな、三橋のとこももしかしたら・・・なんてな あ、冗談だよ冗談」 つづく