今週は調子がいいじゃないか、きつみは
今日はアフタの発売日だから本屋に行ってくるよ
そうだ、一番のご褒美にきつみはにも何か買ってこようか?絵本とか漫画とか・・・
え?俺はそんなに子供じゃないだって?
ついこの間までは絵本で喜んでいたのに、きつみはも大人になったのかな・・・

というわけで、今日は二人で本屋に行く事になった
「本屋も久しぶりだね、野球の本とかってやっぱり本屋さんじゃないと買えないよね」
そう、雑誌とかならコンビニで手軽に買えるが、少々専門的のものになるとやはり町の本屋が一番だ
通販、という手もあるがすぐに欲しい時なんか便利だしな
「俺ね、写真のいっぱいの野球の本が欲しいんだ 今年のプロ野球の特集とか、高校野球の本とか」
「野球雑誌の事か?今の時期なら結構あると思うぞ」
そういやプロ野球も開幕だな、今年は開幕前から色々ありすぎてどうなることかと・・・
「本屋本屋〜本屋さん〜〜♪本がいっぱい楽しいな〜〜♪」
きつみははよほど嬉しいのか、スキップしなから即興で歌っている
「あっ、そうだ 本屋さんに入ったらまずトイレの場所を確認しないとね」
「トイレって、家を出る前にしてきただろ?」
「うん、今は大丈夫だけど本屋さんで色々選んでいると行きたくなる事があるんだ」
「ああ、あれか・・・俺も何度か経験したことがあるがなんでなんだろうな?」
「だよね、不思議だよね・・・」
「でもな、トイレに行きたくなったら本は持ち込んじゃ駄目だぞ」
「判っているよ、そんなことしたら怒られるよ」
二人でこんなくだらない事をしゃべりながら本屋までの道を進む
何気ないこんな時間が実に嬉しい
「じゃあ、俺、本を探してくるね!」
「おう、決まったら持ってこいよ」
「うん、でも俺、決めるのに時間かかるから、俺くんもお姉さんの裸の本、ゆっくり選んでてね、じゃあね!」
おいまてこら!違うぞ、俺はそんな本が欲しいわけじゃ・・・orz