ナイバッチだぞきつみは!
ご褒美におやつを沢山買い込んできたから、選抜を見ながら食おう・・・
あれ?今日は休みの日か
そりゃ連日試合が続けば選手も疲れるよな
よし、俺たちは休むことなく食って食って食いまくろう!!
あ、またきつみはが白い目で俺を見ている・・・
だ、だってだな、おやつはせんべいとかチョコとかの他にも生菓子とかもあってだな
早く食わないと悪くなるじゃないか、そんなのもったいないじゃないか!!
そんなことを言って全部食べてしまうんじゃないか、だって?
はい、その通りです

>>624
暗いくらい空間の中、三橋は静かに浮かんでいた
少しずつ全身が沈んでいく感じがしたが、抗うという気にもなれなかった
ゆっくりと、静かに、どこかへと沈む
無音の世界で、何かが聞こえたような気がした
ガサガサ・・・ガサ・・・
ああ、またあの音だな、と三橋は思ったと同時に、自分の右手に違和感を感じた
何か黒いものが右手を、そして右腕に纏わりついている
ガサガサ・・・ガリガリガリ・・・
纏わり付いているそれから、あの嫌な音がしていた
そうか、自分は食われているんだ
三橋は何故か納得した
でも右手が食われて無くなるのは嫌だな・・・野球が出来なくなる・・・
それでもその黒く纏わり付くそれを払うことも出来ず、三橋は沈み続けた
野球が出来なくなる・・・それは、嫌だ・・・
嫌だ嫌だいやだいやだいやだ・・・
いつしかその黒いものは右腕から全身へと広がっていた
三橋は何とか逃げようと思ったが、すでに遅かった
ガサガサ・・・ガリガリ・・・ガリ・・・ つづく