きつみはもふもふふもふもふ
自己中に注意ということか
俺は別に我は強くないと思うんだがどうだろう?
どっちかというと、自分のことよりきつみはの事を第一に考えている気がする
だってな、俺は一通りはなんでも出来るけど、きつみははまだまだ子供だろ?
時には危なっかしくて手伝ったり止めたりするじゃないか
怪我したりするよりはそっちのがいいだろ?
「それもある意味俺くんの自己中が入っているのでは?
俺だって自分の事はある程度は出来るよ、いつまでも子供じゃないやい」
いや、そんな事言ってもお前まだ子供じゃないか?保護者としてはやっぱり心配でな・・・

今日のラッキーフードは海鮮丼
買うのも良いが、ここは材料を揃えて自作するのもありではないか
というわけで、俺は海に来た
今日は天気が良いが、海風はまだ少し冷たい
実はこの海、ある魚の目撃情報があって俺はそいつを釣り上げに来たのだ
ポイントを探し、釣り糸を垂れる・・・そう簡単に釣れるわけもないので、浜で貝を採ることにした
砂浜をスコップで掘っていくと、小さな貝がいくつか採れた
摘み上げると「ら、らめえ・・・」「ああん・・・」と微かな声が聞こえた
ここの浜の貝はイキが良いと聞いていたが、ここまでとはな
流石「三橋ヶ浜」の名前は伊達じゃないぜ
そうこうしているうちに、釣竿にも変化があった
大きく竿がしなり、大物がかかったようで期待感が高まる
「この!大人しく釣り上げられろ!」
暴れて逃げようとするそれを力技で釣り糸を引く
「やらああああ!らめえ!!」
抵抗するそれを何とか釣り上げると、ぴくんぴくんと全身ではねている
イキがいい大物だな、今日の海鮮丼のメインはお前で決まりだ
「や、やだ・・・食べないで・・・」
三橋魚に三橋貝、これを白い飯に乗っけて醤油をかけて・・・グフフフ・・・
やっぱり海鮮丼の材料は三橋が一番だな
それでは、いただきます!!