0884fusianasan
2016/04/15(金) 12:39:49.40やっぱりきつみはは少しふっくらしている方が似合うな
健康的で俺はいいと思うぞ、うん
塩鮭か・・・甘塩のを焼いて白いご飯と一緒に食うとたまらんよな・・・
昔の塩鮭はしょっぱいイメージがあったんだが、あれは保存の意味合いもあるのかな
なら鮭とばとかも保存ありきで作られたものなのだろうか
今は冷蔵庫が普及してて助かるよな
え?俺くんて冷蔵の無い時代生まれなの、って・・・話に聞くだけだよ、俺はそんな昔の生まれじゃ無い・・・よな?
そこに行けばどんな願いも叶うという・・・
俺たちはある目的の為に主である三橋法師と天竺に向かって長い長い旅を続けていた
「あ、ありがたいお経を戴く為、天竺を目指すのです 困難など恐れはしません」
俺、俺悟空を始めとしたメタボ俺、禿俺の三人の従者は数々の妖怪に襲われながらも三橋法師を守り、旅を続けてきた
「なあ・・・天竺ってさ、本当にあるのかな?」
砂漠を横断している途中で大汗をかいてふぅふぅと言っているメタボ俺が何気に呟く
「無いと困るよ 今までの苦労が無駄じゃないかよ」
頭頂部にさえぎるものが無い禿俺は直射日光の強さに干からびかけながら答えた
「三橋法師様があると言えば絶対にあるんだ 俺たちは従うしかないさ」
そう、俺たちはあいつに従うしかない
あの生意気でビクつき魔でオドキョド病の三橋法師はそれでも法力が強く、俺たちが反抗すると法力で仕置きをしてくる
ムカつくが、天竺まで行けば何か一つの願いが叶うと言われ、それだけを楽しみにこの旅を続けているのだ
メタボは痩せたいと、禿は髪の再生を、そして俺は・・・
「それにしても・・・暑い・・・」
自分だけ馬に乗り、日よけの布をかぶっている三橋に目をやると、暑さの為か、衣服の前を軽くはだけ風を送っていた
そのはだけた所からなまっ白い肌がみえて、思わずドキッ、とする自分に気が付く
そう、俺の願い・・・それはこの三橋法師と・・・
「どうしました、俺悟空・・・そんな変な顔をして」
「いえ、なんでも・・・この暑さじゃなんでも変になりますよハハハ・・・ それよりも早くこの砂漠を越えて、天竺を目指しましょう」
その後、法師一行は多くの難関を乗り越え、無事に天竺にたどり着いたという
メタボも禿も願いを聞き届けられ、そして俺悟空もまた新たなる武器を手に入れたという
俺悟空の武器「如淫棒」は三橋法師に使われ、仏に仕える身の法師を
「あんあんあん!」と大変悦ばせたという話が後世まで伝わっているとかいないとか・・・