今日も頑張っているなきつみは
お前の頑張っている姿を見るだけで俺は嬉しくて仕方が無いんだよ
だってお前、小さくても胴長で身動きがイマイチでも、一生懸命なんだもん!
だからそのバンザイしている脇の下にちょっとでいいからはさませてもらえないかな?
あ、やっぱり駄目?仕方ないか、俺はきつはみを眺めているだけで満足していよう
でもたまにちょっとのお触りはいいよ、な?

「ただ今より、ハンサム選抜大会を開催いたします!
皆のアイドル、三橋廉さんに一番似合うハンサムは誰かを選ぶこの大会
一体誰が三橋廉さんに選ばれるのでしょうか では一番のハンサムさんどうぞ!」
「は、はい!一番、俺田俺太です!」
「中々の好青年ですね、ちょっとメタボ気味なのかまた味がありますね」
「あ、ありがとうございます!三橋を愛する心は誰にも負けません!」
「では三橋廉さんの決定は・・・×!残念でした、では次の方」
「二番、俺野尻太郎です」
「これはまた渋いナイスガイです、頭髪もちょっと渋いですが・・・俺野さんは得意のものは何ですか?」
「はい、三橋のストーキングと盗撮です これだけは誰にも負けません」
「いや、それって犯罪じゃ・・・では三橋廉さんに・・・あ、もう×が出ていましたね、残念です では次」
「三番、俺山俺助です」
「俺山さんはごく普通の青年という感じですが、何か特技は?」
「はあ・・・特に無いのですが・・・」
「そうですか、では・・・」
「あ、結構大きいです、アレが」
「アレ、ですか・・・では三橋廉さん、どうぞ・・・×でしたね、残念です それでは次の方どうぞ」
次から次に出てくる自称ハンサムたちに戸惑いながら三橋は思った
自分はハンサムではなく、ハムサンドの美味いのが欲しかったのに何でこんなことになってしまったのだろうと・・・