スレ誕のこの目出度い日に1位か
気合が入っているな、きつみは お目出度い日には縁起物を食べような
鯛・・・は流石に手が届きにくいから海老でいこうか
揚げたてエビフライにタルタルソースとか普通のソースとか好きなソースで食べるの美味いよな
それとも海老天丼にしてご飯とがっつり食うのもたまらない
もしくはボタン海老とか甘エビの刺身で海老本来の美味さを堪能するってのもいいな
よし、ちょっくら買い物に行ってくらあ!

今日は目出度い日
こんな日は三橋と一緒に仲間たちと祝うのが俺の毎年の決まりごとだ
「スレ誕おめでとう!!」
「三橋、これからもよろしくな!」
みんながご馳走を持ち寄って三橋を囲んで口々に祝いの言葉を言う
「う、うん!これからも、よろしくね!」
三橋も本当に嬉しそうにニコッ、と笑う
ああ、幸せだ・・・三橋に出会えてよかった・・・俺らに出会えてよかった・・・
「ところで三橋は今、何歳だったっけ?」
持込の酒が周り始めた俺らの一人が何気に言った
「お、俺?俺は16だ、よ」
「ああ、そうだったそうだった」「でも確か、去年も同じ会話をしていなかったか?」「いや、まさか・・・ハハハハ・・・」
そういえば俺もうっすらと記憶がある
前にも似た様な会話があって三橋も同じように答えていて、その時も確か「16歳」だと言っていたよな、確か
「えっと・・・このスレも長く続いているよな」
「そうだ、始めは三橋は確か・・・あれ?年齢の計算が合わない・・・」
あ、他の俺らも気が付き始めた・・・
「いや、お前・・・それは・・・」「でもな・・・そんなことが」「あれ?どうだったかな?」
疑問はやがて確信にかわり始めたとき、俺たちは一斉に意識を失った
目が覚めると、次の日の朝だった
「あれ?何時の間に・・・頭いてえ、飲みすぎたかな?」
どうやら俺は昨日のお祝いの会で飲みすぎて潰れたらしい
痛む頭を押さえながら二日酔いの薬を探しにベッドから起き上がった
でも何かを忘れているような・・・んー、気のせいだなw