きつみはもふもふふもふもふ
今日は慎重に、か
つまりのんびりゆっくり考えてから動き出せってことだよな
のんびりとゆっくりは俺の十八番だから問題ナッシング!
>>970から戴いたお茶を飲みながら、まずは状況を慎重に見極めて昼寝をしようそうしよう

>>959
月末に向かってゲーム内の俺の周囲が慌しい
「三橋、これ受け取ってくれ」
「プレゼントだけど、気に入ってもらえるかな?」
「今日は部活休みだろ?どこかに遊びにいかないか?奢るぞ」
俺の周囲、というよりも三橋の周囲と言ったほうが正解なのかもしれない
プレイヤーたちは三橋に贈り物をして好感度を上げたりして成績アップに忙しい
俺も何かしようか、と思ったが、まだ始めたばかりでポイントは貯まっていないし
贈り物をしようにも無課金が信条だからそんなに良い物は贈れない
だから三橋に必要以上に話しかけたり、試合の応援に行ったり
連続ログインで獲得した特製栄養ドリンクを三橋にプレゼントしたりすることしかできない
「俺さ・・・もう課金で生活費がやばいよ・・・」
「俺なんて貯金に手をつけて・・・」
「定期を解約したのが親にバレた・・・」
あちこちから悲壮な声が聞こえてくるが、それでも皆は三橋とのカップルになれる夢を諦めていない
三橋というと、贈り物をされるたびに
「あ、ありがとう!」「凄い!これ欲しかったんだ!」と天使の様な笑顔で喜んでくれる
それを見るたびに俺たちは幸せな気分になり、また三橋に贈り物をするために課金をする
だけどそれでも、三橋との恋愛ポイントのトップはあの阿部だ
「三橋、ほらこれ食えよ」
何気なく渡された食べ物が相手が阿部というだけでポイントが跳ね上がっていく
好感度を上げれば恋愛ポイントが上がり、上がるポイントの率も上がる
順位の高い奴ほど与えられるポイントが高いのがこのゲームのルールだ
パンパカパーン!!
どこからか高らかなファンファーレが聞こえてきた
今月の三橋とカップルになる奴が決まり、幸せそうに微笑む三橋の隣にはあの(仝ω仝)がいた