633 武 ◆/ImlrzdOudd. sage 2016/05/04(水) 20:40:17.48 ID:fqmW+fkN0
先に俺の妄想伝えとく...

とある日、最寄り空港で、絵莉を待つ俺。確か1日数便...
朝の便から到着ロビーのベンチで座って待っているが昼・夕を過ぎとうとう日が暮れた。
到着予定を告げる案内表示がパタパタと音をたて、本日の到着便が全て到着したことを告げる。
「あぁ、やっぱりなぁ」
人気も少なくなった到着ロビーでうなだれ、力なく立ち上がった時に一人の女性があたりを見渡している事に気付いた。
『違うよなぁ...絶対』と思いながらも女性に声をかける。
「あの、誰かお探しですか?」
『完全に変な人と思うだろうな』
でもそれが俺に出来る精一杯。後悔したくない一心で聞いた。
彼女は驚きながらも「はい。彼を待ってます。」と答えた。
俺の気持ちが『絶対に違う』から『もしかすると』に変わっていく。
「そうなんや。彼の名前は?」と言う俺に彼女は小さな声で「武...武です。」

急に胸の鼓動が高まるのを感じながら「あ、あの、俺が武です。こんばんは」と告げたは言いが、どうすれば俺が武だとわかってもらえるか。
無い脳味噌を回転させ「絵莉...さん?」とやっとの思いで言葉にする。
「え、え?武...さん?」と言う彼女は、さっきまでの不安な表情から急に笑顔に変わっていく。
「はい。武です。」言い終わらないうちに「やっと会えた...武」と言いながら抱きつく絵莉を抱きしめ「やっとやな。やっと会えたな絵莉」暫く抱き合った後、ロビーから出た空には天の川は見えなかった...

以上が妄想(笑)