男の説明によると、まず203号室の浴室で、天井の点検口から、「下げ振り」と呼ばれる道具を使って垂直に糸を下ろし、床に目印を付けた。
そしてのこぎりとパイプカッターで浴室の床に穴を開けた。
その下にあったALC(軽量気泡コンクリート)材は、のこぎりで切った。さらに、その下の石膏(せっこう)パネルには電動ドリルを使用。
最終的には、103号室の浴室天井の点検口に至るまで、3層に渡って穴を開けた。

「音がするので、本当に少しずつやった」という。
防音効果を期待して、203号室の浴室の壁や天井には、薄いスポンジ材を張り付けた。
インフラ整備会社に勤務していただけあって、その作業はかなり手慣れていたようだ。

18日、女性の経営する飲食店に行く。