週末に一等一番とは嬉しいじゃないか、きつみは!
ご褒美にナデナデ・・・はもう飽きただろうから、どこかに行って美味い物でも食おうぜ
とはいってもファミレスとかどこかのフードコートになるけどな
俺はそうだな・・・Gで始まるファミレスでチーズの入ったハンバーグが食いたいな
それか格安イタリアンなファミレスとか、牛丼屋とか・・・
きつみはは何が食べたい?今日はお前が決めていいぞ
「お、俺・・・油揚げっ!いっぱい食べたいっ!!」
油揚げか・・・ファミレスにあったかな?和風なとこだったら酒のつまみとかに置いてないかな
あるとしたら居酒屋とかの方が可能性は高いが・・・そうだ、あそこがあるじゃないか!あそこならきつみはも喜ぶはずだ、よし決めた

「俺くん、どこ行くの?美味しいお店?」
意気込んで家を出た俺に、きつみはは楽しそうに聞いてきた
「ああ、うまい店だぞ 前にきつみはも行った事があるところだ」
「えっ、そうなんだ・・・どこだろう・・・あっ!あそこだ!」
見えてきた店見てきつみはは駆け出した
「ここ知ってる!白くて長くておいしいお店!!」
「そうだ、よく覚えていたな 実はここ、油揚げがあるんだぞ」
きつみはは油揚げと聞くと、その店、セルフのうどん屋をまるでどこかのお城か何かのように見上げた
中に入ってうどんを決めて好みでトッピングを選ぶ
「えーと、えっと・・・お稲荷さんとちくわ揚げとおしわと・・・お稲荷さんと・・・」
「おい、お稲荷さんがダブっているぞwほら、ここにも油揚げがあるぞ」
実はこの店、油揚げの炊いたのがあるんだ これをうどんに乗っけてきつねうどんにすることも出来る
「す、すごい・・・美味しそうに炊けてるね じゃあ俺、それを二枚乗せてと」
二枚か・・・いや、きつみはが欲しいのなら別にいいぞw
会計を終わらせて席に付いて、水を用意したら手と手を合わせて「「いただきます!!」」
「ふむっ!このこの油揚げすごいね、かぶりつくと汁がジュワッと・・・ああ、おいしい・・・」
「あったかいのもいいが、冷たいうどんもうまいな ここにちくわ天を入れて食うと・・・くうっ!たまんねえ!」
「ふはふは・・・ちょっと休んでお稲荷さんをと・・・う、うまいっ!この酢飯の加減と油揚げの甘辛い味付けが絶妙!!」
「野菜掻き揚げがシャクシャクしててこの感触が・・・もう最高!あれ?どこに行くんだきつみは?」
「うん、油揚げが無くなったから追加してくるね あ、二枚・・・いえ、三枚下さい」
三枚って、前のと合わせたら五枚じゃないか・・・どれだけ油揚げ好きなのか、きつみはよ・・・
あ、俺も麺が無くなったから新しいのもらってこようっと 次はあったかいのにしようかな?メタボ?今日はそんな事気にしないさハハハ