0462fusianasan
2016/07/26(火) 12:42:32.11なんだろう、体調がいまいちだなと感じていたが
今日は最下位の日だったのか、これは大人しく寝ているのが一番かな?
やっぱり精のつくものをと思って脂っこい食い物ばかり食ったのがいけなかったんだろうか・・・
「食べ物は俺くんにはあまり関係無いと思うよ だっていっつも食べてるじゃないか
それより寝る時に腹を出してタオルケットもかけないで扇風機をかけっぱなしなのが原因じゃないかな
お腹が冷えて具合が悪くなっただけだよ、きっと」
あ、そうか・・・だってな、扇風機は途中で止めると暑いし、暑いと眠れないし、俺は寝相が悪いから腹は出るし・・・
「ごちゃごちゃ言わないでほら、これして ご飯はおかゆに梅干でいいね」
なんだかんだ言っててもきつみはは俺のことを心配してくれているんだな
でもこの時期に毛糸の腹巻は・・・ありがたくさせていただきます
「フフフ・・・今年は大活躍ができそうだな」
テレビでは高校野球の各地の地区予選のダイジェストが流れている
今年はなぜか、強豪校とか本命とか常連校が敗退して大波乱の様相だ
彼は茶をすすりつつ、テレビを食い入るように見ている
その口元が、ニヤリと歪んだ
彼にとって毎年の8月は特別な季節だ
己の存在を、力を他者に示すことが出来る
毎年、年端も行かない少年たちがここにやってくる
彼は基本的には何もしない だが、来るべきときがきたら自分の仕事をやるだけなのだ
その時、テレビの中の映像がかわった
どこかの地区予選で、ランナーが頭から突っ込んで尻を高く上げていた
それが何故かアップで放送されていて彼の目を引いた
「ふむ・・・なかなか良い形の尻をしているな・・・」
埼玉の地区予選での珍プレーとやらで流されたその映像は、彼の中に何時までも残っていた
「確か埼玉のまだ出来たばかりの野球部だったな・・・それにしてもあの尻・・・」
そう、彼の仕事で ヘッドスライディングした勢いで彼のズボンを脱がしたり、ついでに下着も脱がせて生尻を・・・
球が尻の割れ目にはまったり尻穴にバットが刺さったりさせることもできるはずだ
だがそれは本来の彼の仕事ではないのだが、彼はそんな光景を想像するだけが体の中の何かがムクムクと頭をもたげるのを感じていた
「フフフ・・・埼玉の何て高校だっけ?西浦か、そして投手の三橋廉・・・楽しみにしているぞ三橋 勝ち進んでやって来い」
三橋にどんなプレイをさせてみようかなと心を躍らせながら、彼、通称「甲子園のマモノ」はウォーミングアップを始めるのだったどんとはらい