0940fusianasan
2016/08/29(月) 13:39:20.71台風10号がまた戻ってくるようだから、また保存用に食料を買いに行こう
それと電池とか懐中電灯とかも新しいのを買ってこよう
きつみはも用事があるなら今のうちに済ませておいたほうがいいぞ
しかし今年の台風はちょっと変だな・・・これ以上迷走しなきゃいいんだが・・・
今日は8月29日 語呂合わせで「焼肉の日」だ
だから俺は、三橋を焼肉デートに誘ってみた
「今夜、一緒に焼肉に行くか?」
「いくいくいくにく!」
というわけで、今夜は三橋と焼肉デートだ
とはいっても、学生な俺が奢るくらいだからチェーン店の焼肉店で時間制限ありの食べ放題だけどな
待ち合わせて一緒に焼肉屋に行く道すがら、三橋は「肉〜にく〜おいしいにく〜」と歌っている
そんなに嬉しいのか三橋、俺も嬉しいぞ
店に入って店員に案内され席に着くとと同時にメニューを手にし、まずどれから頼むか吟味する
あまり時間をかけて選んでいたらあっという間に時間は無くなる とりあえず、食いたいものからどんどん頼んでいこう
「塩タンとハラミと・・・カルビと・・・三橋はどれにする?」
三橋はじっとメニューを食い入るように見ていて俺の問いかけに気が付いていないようだ
「ねえ、俺くん・・・これって本当に焼肉?」
少しして三橋がぽつりと呟くように言った
「焼肉って・・・三橋も面白いことを言うな、これが焼肉じゃないなら何だっていうんだい?」
「うん・・・俺の知っている焼肉と違うなって・・・ここに載っているの、凄く薄いみたいだけど・・・」
へ?薄い?普通、焼肉の肉ってある程度薄い肉を使うものだと俺は思っていたんだが・・・
「み、三橋の知っている焼肉って・・・どんなのなんだ?」
「俺の知っているの、というか、群馬の家で親戚とする焼肉はもっと大きくて厚くて
専門の人が鉄板で目の前で焼いてくれて・・・肉の種類は多くないけどサシの入った肉が美味しくて・・・」
おいまて、それって焼肉じゃなくて鉄板ステーキじゃ・・・しかも専門のシェフに目の前でって・・・このブルジョワめ・・・
「ここの焼肉は三橋の知っているのとは違う種類の焼肉だからな とりあえず、俺がセレクトした肉を食ってみなよ」
頼んだ肉を焼いてやり、食べごろになると三橋の皿に乗っけてやる 恐るおそると口に運んだ三橋の表情がぱあっ、と輝くのを見て俺は安心した
「凄い!薄いけど、だからこそ肉の味がちゃんとわかって美味しいっ!もっと焼いて俺くん!」
はいはい、三橋の庶民の焼肉の味が楽しめてよかったな
今日は二人でニンニクたっぷりの焼肉を楽しんだら、どこかで臭い仲になろうな三橋