きつみはもふもふふもふもふ 何だか今日は体調がいまいちだから大人しくしているよパフパフ

>>145
意識が遠のく・・・体に力が入らない・・・
崩れるように床に倒れた俺は、朦朧としながら一体何が起きたのか考えようとした
だが、頭の中がジン・・・と痺れて脳が働かない
床の冷たさだけがどんどん伝わってきて、このまま気を失いそうだな、とどこかで思っていた
ガチャガチャ・・・バキッ!
部屋の外で何かを壊すような音がした
ドンドン!バンッ!!
厳重に施錠していたドアが勢いよく開き、数人の足音がそれに続く
「いたぞ・・・大丈夫、薬が効いている この薬は人間にしか効かないけど早くした方がいい」
「クマーとしつじも無事だ 急いで鎖を外せ」
ガチャガチャという金属の音
外せない、どうしよう・・・という声に任せろ、と誰か答える
ガチャガチャ・・・バキンッ!!
何かが鎖と格闘し、鎖の壊れる音
「クマー!もう大丈夫だ 早く逃げよう!」
「しつじが怖がってブルブル震えていて歩けそうにない・・・ちくしょう、酷い事を・・・」
「お、俺がおぶっていく・・・早くここから逃げよう・・・」
助けられたクマーは気丈にもしつじをおぶって逃げる準備をした
「よし、撤退だ 急げ!」