ナイバッチきつみは
今日は少し冷えるから温かいのが食べたいな、おでんとかラーメンとかいいよな
さ、さすがに冷やし中華は・・・一年中食べてもおかしく無いくらい好きな人にはありだよな、うん
しかしぞぬよ、バンザイしてもかわらぬその太ましさ
手を下ろすと太さマシマシじゃないのか?俺も人の事は言えないか・・・

>>859
暗い店内に輝くミラーボール
けたたましい音楽が流れていて耳が痛くも感じる
"俺・・・どうしてここに来ちゃったんだろう・・・"
目の前にで行われている異様な光景に、三橋はただ唖然とするばかりだった

「三橋・・・廉君か、話は聞いているよ ここはいわゆる風俗店と呼ばれている種類の店だが本番行為とかはない健全な優良店でね」
「はあ・・・そうですか・・・」
「ちょうどボーイが一人やめて困っていたんだよ、良ければ今日から働いてくれないかな」
「ありがとうございますっ!!助かります!!」
早速決まった仕事に三橋は安堵した
前のバイトを半ばクビに近い状態で辞め、困っていた三橋に学友が先輩からの紹介ということでこの店を紹介してもらったのだ
"こんなに簡単に次のバイトが決まるなんて運がいいや"
店は歓楽街の奥の少し治安の悪い場所にあり、まだ夕方だというのに道には酔っ払いや客引き、立ちんぼなどがいて三橋は不安であったが
即決に近い状態で採用されて心の底から安心した
渡された制服に着替えて店の中を案内される
薄暗い店内にはいくつものテーブルがあり、その卓番や飲食物のメニューなどを確認して開店時間を待った
「うっす・・・あれ?店長、その子新人?」
通用口からかっぷくの良い若い男が入ってきた
「あ、あの・・・三橋といいます、今日からよろしくお願いします」
「ああ、どうも・・・君、筋肉はまだまだだけどなかなか良い身体をしているね」
「三橋くんは新しいボーイだよ、色々と教えてやってくれよな」
男はボーイの一人なのかな、と三橋は思った
それからも何人かの若い男がやってきて三橋はちょっと変だと思った
"このキャパの店にはこんなにボーイは必要なのかな?ちょっと多くないかな?"