0172fusianasan
2016/11/10(木) 13:57:22.99今日も寒いが頑張っていこうな
しかし結構冷えてるなと思っていたら吐いた息が白かった時の衝撃
まだまだ秋だ、これから秋本番だヒャッホーだったのが
あれ?もしかしてもう冬なのか?まだ早いよ早過ぎるよ!!となってしまう
すみません、冬はもう少しゆっくり来て下さい
あ、秋さんはまだまだのんびりしていていいですよ
ほら、秋さんは気候もいいし食い物もうまいし一年の中では一番好きな季節なんですよ
「俺くん、なにやってんの?」
「来る冬を出来るだけ阻止し、行く秋に何時までもいてもらおうとおだてる一人漫才・・・」
なんだ
気が付いたら、俺は炬燵になっていた
こいつは一体何を言っているんだ?と思うだろう
だけどな、本当に俺は炬燵になってんだよ
やぐらに布団をかけてある、それでいて意識のある炬燵にな
自分でも何を言っているのか判らない・・・でも本当なんだ
俺は自分では動けないのでずっとこの部屋にいる
ところでここはどこだろう?見覚えの無いどこかの家の一室で
勉強机とか置きっぱなしの雑誌の誌名とかかけてある服とかでまだ若い男の部屋のようだが・・・
「あー、寒い」
「ちょうど良かった、実は今朝、炬燵を出したんだ 電気を入れるから先に入って温まってろよ三橋」
「うん・・・あ、あったかい・・・」
三橋?三橋だと?もしやあの三橋か・・・この声は俺の三橋じゃないか!
布団をめくって三橋の足が入ってくる
この匂い・・・間違いなく三橋・・・
「ほらコーヒー」
「ありがとう、俺くん」
俺?もしやここはあの俺の部屋なのか?
この俺と三橋に関してのライバル関係であるあの俺の?
「俺くんの部屋って始めてきたけどいい部屋だね」
「そ、そうかな?」
三橋の向かい側に座った俺も炬燵に足を入れる・・・お前は入れんでもいい 俺は三橋だけを温めていたいんだよ!