ナイバッチきつみは
今日も頑張っていこうなパフパフ・・・ん?何怒ってんだ?
昨日の小玉ねぎのスープ煮を俺が全部食ったからか
また作ってあげるからさ、あれは小玉ねぎの皮を剥いて鍋に水と入れてコンソメキューブ入れて煮るだけだよ
塩と胡椒で味を調えれば完成さ、好みでベーコンを入れても美味いぞ
これからの季節は石油ストーブでコトコト煮物をするのに最適だよな
ついでに焼き芋も手軽に出来て嬉しいこと尽くめだよ
「・・・そして俺くん豚になる 寒いから動かないし食べるだけだし」
それを言うか・・・orz

>>358
痛いくらいにきつみはの手を強く握る
何かが爆発したかのような音で、周りの祭り客もザワザワと騒ぎ始めた
「なんだ?」「爆発?花火か?」「どこかで事故?」
参道の人の流れが異変から逃れようと神社から出ようとするのと
異変が何か確認しようする二つの流れで混乱している
押し寄せる人並みにきつみはを持っていかれまいと近くに引き寄せ、俺の目の前に立たせる形にする
「俺くん・・・」
「大丈夫だよ、なんでもない」
俺と水谷できつみはを囲むようにガードし、とりあえずこの混乱から逃れようと移動しようとした
"こちら一斑、先ほどの音の原因は神社の裏での何者かの打ち上げた花火と確認"
"こちら二班、周囲は混乱していますが特に異常は・・・ぐっ!!"
「どうした?二班、応答しろ」
"な、なんだお前らっ!!うわっ!"
「きたか・・・」
「俺さんきつみはさん、ひとまずここを出ませんか・・・」
「ああ・・・」
見守る会の護衛が襲われている
そして襲っている奴らは今度はこちらを狙ってくるだろう
俺と水谷はきつみはを護衛しながら、神社の境内を出ようとしたその時だった