久々の一等一番やったなきつみは！！
お祝いだ！お祝いに大盛の稲荷寿司だ！！
ωωωωωωωωωωωωωωωωωωωωω
形は変だが味は美味いぞ、さあ食え食え！

>>427
静かに目立たないように白いバンは走る
「まだあいつらには見つかっていないようだな」
「神社に残っていた仲間から連絡が無い・・・油断は禁物だ」
「子狐たんハァハァ・・・」
意識の無いきつみはは抵抗することも出来ずに見知らぬ男に毛皮を撫で回されていた
「お前、もう少し緊張感を持てよ」
「俺だって我慢してんのにこいつは・・・」
「やだよ、俺だってずっとずっと我慢してたんだぞ
それがやっと俺の手の届くところにきたんだから触らずにいられないだろ？」
「・・・せめてアジトに戻るまでは大人しくしてろ」
車内には"俺だって本当は・・・"という空気が流れたが、とにかく先を急ぐのが先決だとの思いも一致した
夕刻も過ぎ、夜となった暗い町の中を、バンは静かに進んでいった

「俺さん、こっちです」
水谷が呼ぶ方に俺は進んだ
神社の境内の人ごみは異様なほど酷く、前にも後ろに進むのが難しい
それでも何とか進めそうなところから脱出を試みる
"こちら一斑、神社周辺できつみはさんを捜します"
"こ、こちら二班・・・動ける隊員をそちらに向かわせます"
「了解した」