0500fusianasan
2016/11/30(水) 12:43:30.10今月も今日でおしまいか・・・
明日からはいよいよ本格的な冬の季節到来だよ
今年の雪はどうかな?庭で雪遊びが出来るくらいになるかな?
あまりどんっ!と降られると大変だからちょっとだけ降ってくれないかな
>>482
"助けてやろう、子狐"
"我らも手助けをしてやろうぞ"
"楽しみじゃ楽しみじゃ"
まるでこれから楽しい事でもするかのようにはしゃぐいくつもの声がきつみはの頭の中でぐるぐると回った
"俺くんのところに帰りたい・・・"
"今は少しだけ寝ておれ 目が覚めれば願いどおりじゃ"
ククク・・・ハハハ・・・
"帰りたい・・・早く俺くん・・・俺くん・・・"
「またこの場所かよ・・・」
「なんなんだよ・・・ナビが壊れているのか?」
男達ときつみはが乗った白いバンは神社の前をまた通過した
「なあ・・・もうやめようぜ・・・こんなのおかしいよ」
「何を今更・・・」
「そうだそうだ!子狐ちゃんは離さないぞ!」
「で、でもな・・・俺、昔から婆ちゃんに「稲荷様は怖いぞ、絶対に怒らせるな」と散々言われてたんだよ」
「稲荷?そういやあの神社も御稲荷様だったな・・・」
車の中に不穏な空気が流れた
もしやこの事態は人ならざるものの仕業ではないのか・・・
「そ、そんなことないよなこの時代にさ」
「へ、変な事言うなよハハハ・・・」
「そうだよ、偶然だよ偶然」
「そう言うけどな・・・ほら、またあの神社の前だぜ・・・これで何度目だよ・・・」
「か、神様にだって、子狐ちゃんは渡さないんだからな!!絶対に!!」