0528fusianasan
2016/12/02(金) 12:41:31.47なんかさ、ちょっと揺れたみたいだからまた地震かな、と思ったらクマーが体を揺らしていたんだ
クマーはむっちりだから仕方ないけど、俺も同じ事をしたらやっぱり揺れるのかな?
ちょっと試してみようか・・・フリフリユラユラ・・・
「あれ?地震かな・・・震度どれくらいだろうね」・・・orz
>>500
「な、なんだよ・・・気味が悪いじゃないか・・・」
「お、おい 早く車を出せよ・・・」
「駄目だ!エンジンがまったくかからない!」
神社の前に止まった白いバンの中で男達が焦ったり泣きそうになったりしていた
何度道を変えてもまた同じ場所、この神社の前にやってきてしまう
そして何もしないのに突然車が止まり、狐の面をつけた何人もの人間に車を取り囲まれる
それはもう、恐怖以外の何物でもない
「やっぱり御稲荷様を怒らせたんじゃ・・・」
「や、やめろよ そんなことない・・・よな」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」
「神様なんているわけないだろ!車を捨てて逃げるぞ!」
パニックになった男達が、何とかこの場から逃げようと車のドアを開けようとした
「あ、開かない・・・」
「こっちもだ・・・窓も・・・」
外からの何か強い力が車のドアや窓を、いや、車全体を押しているような異様な感じがした
「か、神様にだってこの子狐ちゃんは渡さないんだからな!」
意識の無いきつみはを抱きしめながら男が叫んだ
その時だった
車を取り囲んでいた狐面が両腕を前に出すと、そのまま車へと進んできた
人間の腕ならば車に阻止されてそこで終わる
だが、その腕たちは車を付きぬけ車内の男達に向かってやってきた
「うわあああああああ!」
「な、なんだこれ!」
「ひいいいいいいいいいいいいいいい!!」
「ごめんなさい神様!もう悪いことはしません!」