今日も調子が良さそうだな、きつみは
八方美人なぞぬか・・・
嫌われたくないばかりに頼まれたことは何でも引き受けて
とんでもないことをされそうな場面が目に浮かぶようだ
例えば「あれ、頼むよ」と言われて簡単に「はい」と言ってしまったばかりに
アダルトな何かをされまくるとか・・・
頼まれ事は少しでもいいから考えて答えなきゃな

たぬみは
その姿はたぬきの姿をしたミハシである
だがその容姿は時によって激しく変貌する
そう、今日のたぬのように・・・
「今日はBが1位か」
「ならたぬの出番だな」
「今日のたぬはどんな姿にしてやろう」
「ノーマルなたぬもいいが、冬仕様のふっくらもっちりな体型もいいな」
とある場所でなにやらヒソヒソと会話をしている男達
彼らはたぬのお世話係りを自称しているたぬ愛好家である
「なら普通のたぬで体型を太ましく」
「いやいや、子狸な姿も捨てがたい」
「ここはアダルトにいきたいものだが」
そんな彼らを見ながら、たぬのミハシは困っていた
"いつも俺の事を応援してくれるのは嬉しいけど、ちょっとやりすぎると困るな"
風に股間のωを揺られながらたぬは少しだけため息をついた
このωも彼らの意見を取り入れた結果だ
たぬきたるもの、ω丸出しは絶対である、と力説されたのだ
「よし、じゃあ今日は信楽バージョンで」
「それだと身動きがうまくいかないぞ 暴漢に襲われたらどうするんだ!」
「そうか・・・ならば常にたぬを護衛するものを身に着けてもらえば問題ないな」
というわけで、今日は股間に監視をつけたたぬの姿となった
「よう、よろしく頼むぜ」
ωに出来たそれに守られ、今日もたぬは頑張るのであった どっとはらい