ナイバッチきつみは
あまりの寒さにたぬのωに挟まってあたたまりたいと思う
だけどやっぱりきつみはの尻尾マフラーが一番だよ、ちょっと重いけどな 長時間の肩車はやっぱり無理か
>>239
「おじさん、どうしたの?顔が真っ赤だよ、風邪?」
なぜか見知らぬ子供に動揺し、体が熱くなるという事態に俺自信も驚きを覚えていた
顔まで赤くなるとは一体・・・
「あ・・・き、今日は寒いからね 北風にあたってしまったようだよ」
どきまぎと答える俺をその子はジーッ、と見ていた
「おじさん、ちょっと屈んでみて」
「うん?どうしたのかな?」
その子と同じ視線になるように屈むと、柔らかなミトンで包まれた小さな手が俺の頭に触れた
「風邪風邪とんでいけー!おじさん元気になれー!」
まるで痛いの痛いの飛んでいけ、と同じような素振りで俺の頭をナデナデしてくれる
「どう?よくなった?」
「ああ・・・ありがとう、だいぶ楽になったよ」
よかった、とまたニカッ、と笑う
そして俺もまた、体の奥の方が熱くなるのを感じていた
その時、少し離れたところから別の誰かの声がした
「レン・・・レン、戻ってらっしゃい」
「あ、お母さんだ 俺、まだ雪除けのお手伝いの途中だったんだ じゃあねおじさん」
空なったソリを引きながら小走りでその子は行ってしまった
レン、それがあの子の名前なのか
まだ俺の頭にはあの子の撫でてくれた感触が残っていた
このまま消えないで欲しい
知らず知らずのうちに、そんなことを思っていた自分に気が付いて、少しだけ動揺する
あんな小さな子にときめくとか・・・それにこの体の中の熱い物はもしや欲情・・・
俺は小児性愛者だったのか?いや、そんなことはない、はず・・・
大人の色っぽいお姉さんが大好きだったはずの俺が、なぜか幼児に欲情するとかないだろ、普通・・・
でもあの子、レンと呼ばれたあの子の事はもっと知りたい
親しくなってそして俺だけのものにしたい・・・いやまて、何を考えてんだ俺!
やっぱり俺、変質者だったのだろうか・・・ つづく