0271fusianasan
2017/01/19(木) 12:47:08.30しかしクマーは本当に・・・俺にそっくりな体型だって?本当の事を言ったら駄目だろきつみは・・・
>>256
あの子に、レンに会いたい近づきたい
あの日から俺の頭はそのことでいっぱいになってしまったようだ
どこで何をしていてもいつの間にかあの子の事ばかり思っている
やはり俺は小児性愛者でショタで変態なのか、と落ち込んだこともあったが
他の小さな子にはそういう感情は何も沸き起こらないので
これはレン個人に対してのみなのだろう
まだ小さい男の子なのに大人の、それも男を惑わせるとは・・・
末恐ろしい子だレン・・・
だからこそ、俺が守ってやらなければ
他の変質者からまだ幼いレンを守り、その成長を見守らなければならない
変な使命感に俺の心も体も燃え上がるのを感じていた
そして今日も、レンに遭う為にあの道を通る
この時間なら保育園から帰宅する途中のレンに出会えるはずだ
偶然を装って挨拶をすること数回
今では向こうから「こんにちは!」と元気に挨拶をしてくれるまでになった
その度にこっちも挨拶を返し、少しだけ会話をする
今日は保育園でどんなことがあったとか、これからアパートの子供たちと遊ぶんだとか
今夜の晩御飯は好物が出る予定なので楽しみだとか他愛無い話を楽しそうに語ってくれる
その会話の中で、レンが住んでいるといえアパートも判明した
そこに引越してより身近にレンを感じ、親しくなるという手も考えたが
件のアパートは家族専用なうえ空きも無く、この計画は泣く泣く諦めるしかなかった
さあ、今日はレンとどんな話が出来るかな
俺はワクワクしながらレンが道を通るのを物陰で待った
その時、遠くから黄色い帽子を被った小さな子が大きなカバンを持ってヨタヨタとやってきた
今日は保育園で大きな工作があると言っていたからきっとそれを持っているのだろう
さり気無く物陰から出てレンに挨拶をして荷物が大変そうだからと俺が持ってやってそのまま家にまで・・・
そんな事を計画していざ動こうとしたとき、突然体が後ろに引っ張られた
「え?な、なにを・・・」
言いかけた言葉は布で封じられ、目隠しをされ、何がなんだか判らないまま誰かにどこかへ運ばれて行ってしまった つづく