0282fusianasan
2017/01/20(金) 12:39:28.79クマーもふくよかだが、お前も結構むっちりしていてすばらしいぞ
ふくよかなのは健康的で富の象徴だよな、うん・・・
>>271
目も口も塞がれ、何物かにどこかに連れて行かれるという恐怖・・・
そう、恐怖しかない
その時間がほんの僅かなものだったのか、それもとんでもなく長時間だったのかそれもわからなくなる
そして唐突に開放され、視界に入ったのは見知らぬ場所だった
どこかの殺風景な室内の真ん中で椅子に座らせれているのだとその時知った
「こいつか?」
「はい・・・例の・・・」
俺の周りを何人もの男達が囲み、そう簡単には逃げ出せないと悟った
「あ、あの・・・ここは・・・」
うわずった俺の声はきっと彼らには間抜けに聞こえただろう
何人かがフ・・・と笑った
「君が質問するのにはまだ早い」
この中のリーダー格であろう人物が俺の前に立ち、睨むように俺を凝視した
「え・・・あ・・・は、はい・・・」
「君の名前は俺山俺助、職業はサラリーマンで営業を担当 住んでいる所は・・・」
いつの間にか調べたのか、俺の個人情報を次々と言われ、俺は混乱した
「今の所恋人は無し、かつ、童貞・・・以上で間違いないかね?」
「あ、あの・・・何で俺のことを知って・・・」
「間違いないか?」
「は、はい・・・全て事実です・・・」
男はふう・・・とため息をつくと、椅子に座っている俺と同じ目線まで顔を寄せ、強い視線で俺の目を見て言った
「我々は少し前から君の存在を確認していた 君の様なものの個人情報など簡単に把握できたのだよ」
ああ、これはもしや俺があのレンに恋心を抱いてしまった事への報いなのか?
もしかしたら警察・・・いや、それにしては少しおかしい
ならば犯罪に関する特殊な組織で俺はこれから裁かれるのでは・・・
嫌な想像が次から次に沸いてきて頭がクラクラとしてきた
「君があの三橋廉に邪な思いを抱いている、というのも事実だな?」 つづく