きつみはもふもふふもふもふ
優柔不断か・・・まあ、いつもの事だなw
うーん・・・久しぶりにクレープが食いたい
買いに行ってもいいが、寒いから外に出たくない
ならばここにあるホットケーキの素、これを少し薄めに作ってフライパンで薄く焼いて冷ます
とりあえず、家にあるフルーツとかクリームとか用意して
さっき焼いて冷ましていた皮に巻いたり乗せたりすればクレープの完成!
これなら腹いっぱい食えるぞ、きつみは!食って食って食いまくろうな!

その日、三橋廉は久しぶりに電車に乗って学校へと向かっていた
朝の通勤ラッシュの時間帯の電車は、それはもう身動きが取れない状態だった
慣れない事に圧倒された三橋だったが、密かに魔の手が忍び寄っていた
もにゅ・・・
「え?(な、なんだ今のは?)」
後ろから何かに尻を押される感触がした
だがあまりにも人が多すぎて、何が当たっているのか判らない
(満員電車だからかな?これだけ人がいれば押されるのも仕方ない、よな)
もにゅもにゅ・・・ぐい・・・ぐいぐいっ
「ひっ・・・」
今度は両方の尻を強い力で握られるような感触がして思わず声が出そうになった
明らかにカバンの角や物が当たっている感じではない
人の手が、自分の尻をもんでいる
(な、なんで・・・もしかして痴漢・・・でも俺、男なのに・・・)
予想しない出来事に三橋は頭の中が混乱し、身動きが出来なくなった
そんな三橋をどう思ったのか、尻を触っていた手が少しずつ前の方へと移動していった
(や、やめろ・・・そんなとこ触るな・・・)
口に出して罵倒してしまえば痴漢も退散するだろう
だが、今の三橋にはそんなことさえ考えられなかった
手が指が、三橋の股間を蠢き、前のファスナーをゆっくりと開け始め、それが中へと・・・
(ひ、ひぃ・・・気持ち悪い・・・やめろ!!)
三橋は思い切って、その手を払いのけた つづく