0929fusianasan
2017/03/01(水) 14:05:46.483月の初めはなかなかの良いポジションだぞ、きつみは
三寒四温が文字通りの季節になったな
これからは少しずつあったかくなってくるぞ
ところで春はダイエットを開始するにちょうど良い季節だと聞いたんだ
今年こそ俺のこの出っ張った腹も少しは引っ込むかな?
ん?なんで掃除機なんか持ってきたんだ・・・えっ?腹を出せだと?お、おい何を・・・
「前に見たテレビで脂肪吸引ってやってたんだ だから俺くんのおなかのその中々落ちない脂肪もこれで吸い取れば大丈夫」
ちょっ!ま、まてこら!そんなので痩せれたら俺が真っ先にやっているってば・・・
うわああああああああああああああ!!!
>>899
オリジナルみはし
それが今、俺たちから少し離れた場所にいる
「そっくりですね・・・」
俺野が感心したように呟いた
「当たり前だろ、あの少年のデータが「あったかみはしくん」の原型なんだぞ」
オリジナルはごく普通の高校生だった
癖毛の色の薄い髪の毛に白い肌、顔の作りや体型も提供されたデータそのものだが、やはり本物は違う
ちょっとした仕草や表情、肌の張りやつや、髪の毛の質感なんて本当にオリジナルが一番だ
やはりデータでだけ作られた「あったかみはしくん」ではかなわない
「それで、計画通りでいいんです?博士」
「薬と車は準備完了だ 後はオリジナルが人気の無いところに行けば薬を使って眠らせてちょっと研究所まで・・・」
「とか言っている間に行っちゃいましたよ、オリジナル」
今朝は寝坊したとかで、オリジナル、ここでは彼の本名である三橋廉と言おう
彼、三橋は寝坊して慌てた様子で猛スピードで自転車を漕いで俺たちの前から去ってしまった
「部活の朝練ですか・・・確か野球部でしたよね いやあ、青春だなあ・・・」
「くそう・・・また今日も失敗か・・・」
「博士・・・向こうが隙を見せないならこっちから行けばいいじゃないですか?」
「俺野、いい策はあるのか」
「フフフ・・・今夜は三橋廉の家族は家に戻らないそうなんですよ
それでですね、三橋廉にちょっとガスでグッスリと寝てもらってですね・・・」 つづく