一等賞だな、きつみは!
バンザイポーズも凛々しいぞパフパフ
・・・春になって少しは細くなるかと・・・いや、なんでもない

>>521
かあちゃんと別れ、次の場所へと案内される
林のもう少し奥に見える篝火がその場所らしい
「こちらでございます」
林の中に広めの場所が開けているその場所には地面にシートが引かれていた
前の様に木に縛り付けられたミハシがいない
だが、シートの上には一人の男が客たちを待っていた
「い、いらっしゃいませ・・・お待ちしておりました・・・」
年齢は中年であろう男は頭髪のやや薄くなった頭を下げて俺たちに挨拶をした
くたびれた背広と疲れ気味の風貌、かすかに臭ってくるのは加齢臭か?
「支配人、これは?」
「こちらは特に特徴はありませんが、本来の花見をと思いまして用意いたしました
このミハシはとうちゃんと申しまして、特に希望があるときだけ
館にてご案内させていただいているミハシでございます」
そうだ、とうちゃん
前に館の待合所で会った事があった
その頃と変わらないくたびれたサラリーマンの様な姿・・・