ナイバッチきつみは なかなか良いポジションだぞナデナデ
さすがにカキ氷はまだ早いと思ったが、そうでもないか
しかしぞぬ・・・そのふとましさには近親感を感じてしまう
だが今日の様な暑い日には大変だろう
これは仮説だが、きっとゾヌスーツは通気性が良いのだと思う
体温が上がってもスーツ内に暑さが篭らずに外に発散しているのではないだろうか だから暑くても大丈夫なのだと・・・
その証拠に、ぞぬ乳首とおもわれる二つの点、これが実は通気穴なのでは
よし、俺が直接確かめてみよう では失礼して・・・うわあ!な、なんだお前たちは!
た、助けてきつみはあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ・・・

「暑い・・・」
「うん・・・」
春なのに暑い・・・暑すぎる!
俺ときつみはは何もやる気が起きなくて、居間で寝転んでいた
「腹減ったな・・・」「うん・・・冷たいが食べたいな・・・」
腹が減っても動きたくないなんて、こんな事は俺たちには滅多にない事だ
「もう・・・夏なのかな・・・」
ポツリときつみはが呟く
夏・・・眩しい太陽、暑い熱気、開放的になれる季節
だけどいくらなんでもまだ早すぎるぞ
「冷凍庫にアイスがあるから取ってきてくれよ・・・好きなの選んでいいからさ」
「やだよ・・・俺くんが取ってきてよ・・・俺のもね」
アイス・・・その甘美な響き・・・
だがそれでもどちらも起きようとはしない
「扇風機どこだっけ?面倒だからエアコンつけようよ」
「あー、掃除してないから動かせないぞ・・・」
昼が過ぎて日が高くなる これからも気温がどんどん上がるだろう
「なあきつみは・・・アイス食ったら鯉のぼりを出そうと思うんだけど」
「えっ!鯉のぼり!うん、アイス持ってくるから早く出そう!!アイスアイス鯉のぼりっ!」
飛び起きてアイスを取りに走るきつみはに見て俺はほくそ笑んだ
ククク・・・今回は頭脳戦で俺の勝ちだな でも鯉のぼりか・・・物置から出すの結構大変なんだよ・・・
だけどきつみはが喜ぶなら少しだけ頑張ってみるか アイスうめえ