月曜からナイスなポジションだぞ、きつみは
よし、今週はいつもみたいにのんびりだらだらじゃなくて
シャキッとガンガンいこうと思うんだ
俺だってやろうと思えばちゃんと出来るところをきつみはにみせてやるよ
見ててくれよ、この俺の勇姿を!
「ん・・・無理はしないほうがいいよ 俺くん、持久力が無いほうだからすぐにパワー不足になっちゃうし」
そ、そんなことは・・・無いと思うけど・・・
そうなのか?俺、持久力が無いのか?
確かに学生の時の持久走とか苦手で逃げようかと思ったことも毎回だったし・・・
よし、まずは体力をつけて持久力もつけてきつみはを見返してやるぞ!
そして俺に惚れ直すがいい、きつみは!!

時刻は真夜中
外からは物音は聞こえず、誰もが寝静まっている
俺の家も非常灯以外の明かりは消して、暗闇の中できつみはの寝息だけが聞こえてくる
そろそろいいか
俺は布団から抜け出すと、きつみはの寝ている部屋へと向かった
とはいっても隣だから襖を開ければすぐなんだが
寝ているきつみはの傍らに座り、スウスウ寝ているその顔に手をかざして起きないのを確かめホッとする