バンザイポーズが輝いて見えるぞきつみは
俺もお前に抱きついてモフモフしたいが、今は我慢我慢
換毛期の動物に抱きつくと抜け毛がが酷いのは何度も経験済みさ
ケモノスーツで季節ごとの専用スーツがあるのに換毛期があるとは一体・・・
ふむ・・・これも山に住むケモたちの不思議な力がなせる業なのか?
とりあえず、>>763は阻止せねばなるまい
嫌がるきつみはに何てことをしてやがるんだ、こいつは!!
抱きつくなら・・・この俺のメタボ腹にでも抱きつきやがれ!!!!!!

>>745
4月とは言え早朝はまだ薄暗い
眠気まなこを擦りながら彼は家を出た
太陽はまだ上らないが、それでも日の出の兆候を空の群青色に見て取れる
星のまたたく夜空から日の出までのほんの僅かな時間が彼は好きだった
自転車にまたがり、ゆっくりとペダルを踏む
まだ誰もいない住宅地の道路を少しずつスピードを上げながら進む
夜の気配を残す冷たい風を顔に受け、少しずつ頭と身体が覚醒していく
時々新聞や牛乳の配達人とすれ違い、軽く挨拶をする
それも彼にとってはいつもの日常だ
今日はどんなトレーニングをしよう、次の試合はいつだったかな
それまでにどんなことをして仕上げようか
その前に試験があるからな・・・赤点を取らないように頑張らなきゃな
そんな他愛無いことを考えながら、彼はペダルを漕ぎ続けた