0629fusianasan
2017/06/23(金) 12:42:21.05振りも再開するし、俺もそろそろシャキッ!としなきゃだな
ん?なんだ?何か言いたいのかな?
「無理はしないほうがいいよ だって俺、毎日稲荷寿司でも別にいいし美味しいし」
お前、それはただ稲荷寿司が食いたいだけなんじゃないのかw
いや、心配かけて申し訳ない、だから今日も稲荷寿司にしような あ、喜んでる・・・
>>588
「やっぱりお前の言うとおりだったよ、俺下・・・」
悔しそうに俺山が言う
「そうか・・・じゃあ今回の件は」
「もちろん無しだ 碌な設備もスキルも無いペーパーカンパニーもどきの企業と提携なんかできるかよ
ところでお前、何でわかったんだ?」
「なんとなく・・・勘、かな?」
俺はまだ痛む左腕を気にしながら、本当はレンのおかげなんだ、と思った
その企業との面談の際、レンが俺の腕を何度も何度も思いっきり締め付けた
それはもう異常とも思える強さで、面談を途中で切り上げざるを得ないほどだった
「なんだよ!また腹が減ったのか?」
レンに聞いてもただ頭を激しくブンブンと振るだけだがその視線があの企業の代表にをじっと見ていた
「じゃあ、あの人に何かあるのか?」と再度問うと、今度は頭を縦に振り始めた
もしや、と思い俺山に詳しく調査するように進言したところ、短時間で共に仕事をするには良くない、というか
絶対に手を組んではいけない類の企業だとわかった
もしやレンは、何かを察知することができるのかもしれない
実は道を歩いていて急にギュッ、と絞められ立ち止まった直後に、歩いていた前の方で事故があったり
スーパーで食い物を買おうとして食材を手に取った際にもギュギュッ、とやられてしまい
後日、それが不良品で回収騒ぎになったりと後一歩のところで危機から逃れられてきた
「まあいいか、お前のおかげで助かっているしな」
夕飯のカルビを旨そうに食うレンの口元を拭いてやり
野菜も食えとサラダを口元に持っていくと嫌々食べ始めるその姿に思わず笑ってしまう
しかしこれ、食うだけ食うがどうやって出しているのだろう?
その答えは、ある日突然判明した つづく