0771fusianasan
2017/07/04(火) 14:08:46.98大雨の次は極暑に台風か
今年の夏はどうなるのか今から心配な俺・・・いやまてよ、酷いのはさっさと終わらせて
これからは楽になるという神様からの思し召しだったりして・・・
今年の夏は涼しくなりますように、みはしりさまナムナム-人-
そしてみんなでメタボになろよ・・・フフフ・・・
>>756
好きなものの為なら嫌いなものも食う
そうしてレンは俺と休日のプロ野球観戦することとなった
しかしこの季節、暑いし日差しは強いだろうし一見ビニール製なレンは大丈夫だろうか?
「直射日光とかってビニール製品は良くないんだっけな?」
満腹になってクークー寝ているレンのプニプニした頬を指で押しながら俺は考えた
幸い球状は半ドーム型で時間によっては日差しをよける事ができるようだ
早めに行って席を選べばそんなに辛くもない、かな?
一応対策を考え準備して、俺たちは休日のその日に野球場へと向かった
ちょうど日差しを避け、球場も一面に見渡せる最適な席がキープできた
「ほら、レン ここなら見晴らしも良くていいだろ?」
俺が聞くとレンは頭を縦に激しくブンブンと振った
まだ試合が始まってもいないのに目を見開いてキラキラさせている
「暑すぎて体がやばくなったらちゃんと教えろよ 一応保冷剤とクーラーバッグは持ってきてあるからな」
どこからか気持ちよい風が吹いてきた
青い空がどこまでも高く高く伸びていて俺たちはしばしその光景に見入った
フンフンフン・・・と鼻歌が聞こえる
「今日は楽しかったか?」
その答えはいつもより首を大きく縦に振った事で判る
テレビ中継よりの臨場感のある試合を直に見ることができてレンは本当にうれしそうだった
「お前、本当に野球が好きだな あ、ちょっと待ってろよ」
帰り道の途中で何気なく目に入った白い球を買い、レンに渡そうとした
「ほら、これをやるよ」
突然のことで驚愕したレンだが、その顔が喜びでいっぱいになった
だけど俺の腕にしがみついているレンには、その白い球を掴むことができなかった つづく