>>721
ぞわぞわっとするから読んで;−;

──せっかくの機会なので今日はいろいろとお聞きします。
まず「百鬼夜行」のBlu-ray / DVDですが、これ、改めて観直してもやはり素晴らしいツアーでしたね。

ありがとうございます。ただ収録が入っているときに限ってだめで。本番に弱くて。
「都合のいい身体」(2009年発売の4thアルバム「三文ゴシップ」収録曲)の歌詞が愉快に迫ってきます。

──「レンジでチンして 都合のいい身体を」ですか? そんなことはないでしょう?

「なんでもない日は元気 なんだよ いいけど」です。古参のお客さんにはバレていました。
「せっかく収録が入ってるのにこれは品質的にありえない」(パソコンのキーボードを指でカチカチと打つジェスチャーをしながら)とか。

──まあ椎名さんから「今日は100点だった!」なんて発言もあまり聞いた覚えがないけど。いつも自己採点が厳しめですからね。

でも関東圏以外でなら「100点かな?」と思えるときもたまにはあるんですよ。お客さんお1人お1人のことを考えながらできたと思えたときとか。
そういうときは、サウンドチェックの段階からいいライブになりそうな予感がします。あとはごちそうをいただいたときとか(笑)。
本当は気持ちさえしっかり落ち着けて、芸のほうは慣性の法則に任せてやれるのがもっとも理想的なんですけど、そのための訓練を日頃からしてないので。
友達と遊んでいるときとか、急に思い出して悔しくなっちゃって、テーブルでこんなことしてみたり……(着席の姿勢から両足を宙に浮かせて腹筋を鍛えながら)。