1/2ね

613 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2017/09/24(日) 21:55:02.37
くさまんのクマさんって言葉が頭から離れなかったから童話を書いたお^−^


クサマンのクマさん 作:くさまんのない子

昔昔ある森の奥にクサマンに悩むクマさんが住んでいました
クマさんはクサマンのせいで彼ぴにはフラれシャケつかみの仕事はクビになり森の動物たちからはこわがられ散々でした
クサマンに悩んだクマさんは大好物のいいにおいのするハチミツをぬりましたが強烈なクサマン臭と甘ったるいハチミツの香りが混ざり悪化するだけでなおりません
「なにも悪いことはしてないのにどうしてこんなに他のクマとはちがうにおいがするのだろう」
他のクマとはちがう自分のクサマンにクマさんは悩みました

617 名前:fusianasan[sage] 投稿日:2017/09/24(日) 21:55:40.05
そんなある日のこと
「鬼がきたぞー!」
おびえた声で鳥たちは叫びます
さあ大変!悪い鬼たちが森を手に入れようとやってきて動物たちに乱暴をはじめたのです!
「たいへんだ体の大きなわたしがみんなを守らなくちゃ」
クマさんは大急ぎで鬼達の暴れる湖にむかいました
湖では鬼たちが白鳥をいじめています
「なんてひどいことをするんだ」
クマさんは鬼に相撲を挑みます
寝技が得意なクマさんは卍固めで鬼をとらえました
「こんな力でオレに叶うと思ったか・・・うっこの臭いは!?」
モロにクサマンを嗅がされた鬼はたまらず気絶をしてしまいました
その様子を見た鬼達は恐れおののきます
「なんというクサマンだ耐えきれない」
「こんな公衆便所のようなにおいの森などいらぬ」
鬼達は口々にいいながら蜘蛛の子を散らすように森から逃げてゆきました