きつみはもふもふふもふもふ
罠か・・・落とし穴とかかすみ網とかトラバサミととか誤記ホイホイとかありそうだから今日は外に出ないようにしようっと

>>246
俺の秘密・・・
それは三橋の帰宅の後をこっそりとつけているだけではない
他人には絶対に言えない秘密がもう一つだけあるのだ
それをこいつら、いかにも「知っているぞ」と言わんばかりの事を・・・
「では質問を変えようか 俺川俺助くん」
内心動揺しながらも慌てることをせず、じっとしていたのが功を奏したのか
男はそれ以上その秘密に突っ込むことはなく、別の質問に移った
「君は三橋廉を好いているね?」
「・・・はい」
「それは・・・恋愛感情というものであるかね?」
「・・・」
こいつら・・・俺から何を聞き出したいんだ?俺のつまらない個人情報などを聞いて何をしたいんだ・・・
「俺川俺助くん、質問に答えてくれないかな」
「・・・・・・はい」
こうなったら仕方ない、ここから逃げるまでは大人しくしていなくては・・・
「では・・・君はどのくらい三橋廉のことが好きなのかな?
例えば・・・今の君の状態、目隠しされていてもそばにいる人間の中から
三橋廉を探し出すことができるくらいのことはできるのかな?」
「・・・やってみなくては判りませんが」
「三橋廉の気配を探ることができる、匂いや体温でその人間が三橋廉であると判別することができる
そのくらいでないと彼に対しての恋愛は無理だと思うぞ」
「そ、それは・・・今はまだ無理かもしれないが訓練すれば誰にも負けないくらいには!」
思わず勢いで言ってしまった俺の発言に男はククク・・・と笑った
「よろしい、ではひとつテストをしよう 今から君にあるものを一つ与えるがそれが何であるかを当てて欲しい
ちなみにその目隠しや拘束は解いてやることはできないので・・・そうだな、こうしよう」
パチン、という音がすると共に、誰かが俺の体を持ち上げ固定した
「な、なにを・・・うぐっ・・・」
抵抗の言葉を言おうとした俺の口に、いきなり異物がねじ込まれた つづく