僕は目が見えてなかったんだね。君という花が目の前にあったのに。
ひなげしの様な君、可憐で頼りなくて、でもいつもけなげに咲いていてくれてたね

僕はガラスのイミテーションを本物と見間違えてしまっていたんだ。
ギラギラと輝くまがい物、その輝きは光を受けないと輝く事が出来ない。
その光はきっと君だった。
深い海の底でも落ち着いた永遠の輝きをもつ真珠、それが君だった。