一等ありがとうきつみは!
今年ものんびりだらだらと共に過ごしていこうなパフパフ

>>222
「一発やらせろ」
それがナニを意味するものか、俺には痛いほど判っている
つまり告白も何もかっとばしてやらせろという・・・おい待て!
やっぱりちゃんと段階は踏まなきゃだろうが!!
赤くなったり青くなったりしている俺に三橋が語りかける
「俺、この意味がちょっと判らなくてすごく考えたんだ
俺くんがわざわざ手紙にまでして俺に送ってくれたのなら、俺もちゃんとしなきゃと思ってね」
少し照れたように三橋は続けた
「だから俺に関することで一発・・・これって一体なんだろうと考えて考えて
やっと野球に関することじゃないかと思いついたんだ!
そうだよね、俺くん!」
三橋キラキラした目で俺に語ってくる
まさか別の意味だとは思いも・・・いや、俺は別にやらせろなんて書いた覚えはないし
それに何で「付き合ってくれ」が「一発やらせろ」になるのか!
これも・・・これも呪いの仕業なのか?
「だから俺、俺くんの一発を叶えやりたいと思って・・・その・・・」
それで野球部全体を巻き込んだ今回のことになったというわけか・・・
でも野球部の田島やこの垂れ目の保守の目つきがなんだか変だ
もしやこの手紙、三橋は他の奴にも見せたのでは・・・
「もういい加減始めるぞ、三橋 俺さんも早くバッターボックスに入ってください」
「あ、そうだね じゃあ俺くんお手合わせお願いします」
そういうと三橋はマウンドへと走っていってしまった
そして構えると俺に向かっておおきく振りかぶった