きつみはもふもふふもふもふもふ
つまりあれか、焦りは禁物
のんびりゆっくりが一番いい、ということだな
それならいつもと同じだから問題なし!
湯豆腐でも食いながらゆっくりとこの後の事を考えような、きつみは

>>945
奇妙な依頼を受け、私は悩んだ
「とある人間と巨大な鳥を掛け合わせた人工生命体を作ってもらいたい」
生物学や科学工学様々な学問を研究し続けてきた私にはとってそれは可能とも思えた
だが依頼主の指定してきたとある人間を聞いて驚いた
「この人間と・・・」
「そう、この三橋廉と巨大な鳥、できれば大人しくて雛の羽毛が黄色の種類でお願いしたい」
私は三橋廉を知っていたのでこの依頼には驚いた
三橋廉は私の・・・愛する人間でもあったのだ
「しかし・・・この三橋廉という人間の細胞をどうやって採取するのです?というか、この件は本人に同意は?」
「それは・・・だが俺はどうしても、三橋で鳥を作りたいんだ!」
三橋の姿をした鳥・・・それも巨大で黄色い雛・・・
倫理的に考えれば断る依頼だが、私の中の好奇心がそれを上回った
とある非合法な形で密かに三橋廉の細胞を入手し、実験を重ねた
鳥はチョコボ種が比較的手に入り易く、また依頼主のイメージにマッチしたのでそれを使用することにした
人間とチョコボとの人工生命体はそう時間もかからずに成功するかに見えた
だがここで、私の中で一つの疑問が生じた
"これでいいのか・・・本当にこれで・・・"
私の作ったそれは確かにチョコボな三橋ではあったが、もっと改良を加えればより三橋に近いものになるのではないか
そう、私が恋焦がれ、それでも見ているだけしかできなかったあの三橋廉に
だが三橋を鳥にしたとしても三橋廉になるわけではない
何度も実験を重ね、一つの答えを出した
「やっぱり生身の人間の三橋が一番だ!!」
そして私はただ一言「これが限界だ」と書置きして姿を消した
どこに行くかだって?そりゃ決まっているさ
三橋、待っていてくれ!!今、行くからな!!!