ω
(白地に、濃淡の藍色で、萩の葉を散らした綿絽の浴衣に薄紫の紗献上の半幅帯を変わり矢の字に結んで)
(からん、と軽い音の焼桐の下駄の鼻緒だけが闇の中に紅く見える)

階段…w
(右手に持っていた、アタの小さなバッグを左手に持ち替え)
ゆっくりお願いします…歩きにくいのw
(言いながらおずおずと右手をななしさんに差し出して)
花火、間に合うかな…?
なんかちょっと伝言とか緊張しすぎて、色々もたついてしまってごめんね


滓着物
(象牙色に緋の椿柄のお着物に雪兎の柄の帯を締めて、翡翠色のベロアのショールを羽織り)
(結い上げた髪に椿を模した簪をして、純也さんに貰った手袋をして)


小首浴衣
(ひと色抑えた藍地にふわりと浮き立つような優しい牡丹柄で、紅色の博多帯をして和馬さんの前に立つと)
(はにかみながら小股でちまちまと回ってから、シートの横にしゃがみ)