きつみはもふもふふもふもふ
うむ・・・ならば今日は無理をしないでマイペースに徹するのがよさそうだな
だから無理やりにダイエットなんてしないで、自分のペースで動くのが一番だと思うんだ、きつみは
嫌々やるより自分の思うとおりにやったほうが続くというものだろ?
「俺くん、それ、何か違うと思う」
え?何がだ?
「俺くんのはなんというか・・・物事を自分の都合のいいように解釈しているというか・・・そんな感じ」
あ?どこがだ?だってダイエットしたほうがいいって言うから俺は・・・
「うん、俺くんが何かしようと思うのはいいことだよ
でもね、現実をよく見ようよ 俺くんのはマイペースでダイエットしてももう・・・
だから俺が尻を叩いてでも運動させようとしているんだよ、それって判る?」
ハハハ・・・何言っているんだよきつみは・・・冗談は・・・
「冗談ならここまで言わないと思うけどな」
お、おい・・・まさか本当に・・・
「こういうのは客観的に見てもらったほうがいいと思うけどな」
あ、きつみはの目が本気モードだ
こうなったらもう冗談でもなんでもなくきつみはも本気って事で・・・
「だから今日は客観的に俺くんに認識してもらうためにこれを用意したんだ」
お、おい・・・なんだそれ?やけにでかくて平ったるいけど
「うん、この間掃除をしてて見つけたんだ」
きつみはがえっちらおっちら運んできたのはでかい鏡、いわゆる姿見という物
で・・・
「これで俺くんの全身をうつして視覚で認識してもらいます さあ、この前に立って」
お、おい待てきつみは こんなことで俺が・・・
うわっ!なんだこれ?俺か?俺なのか?
いつの間にこんなに横に増殖したんだ?鏡に入りきらないじゃないか!
「はい、鏡の中にいるのは誰でしょう?豚さん?牛さん?それとも・・・」
ううう・・・判ったからもうやめてくださいきつみはさん・・・
可愛い顔してとんだ悪魔だ・・・orz