週末に向けて調子が上がってきたな、きつみは
よーしよしよし、今日は何か今まで食べたことが無いようなものでお祝いしような
クマーがタコスを食べるらしいから俺たちも試してみよう
タコスと言ったって酢だこのことじゃないからな
俺も昔は・・・いや、なんでも無い
蛸は使っていないが具は色んなのがあるみたいだから蛸を使ってもよさそうだ
だけど酢だこはやめような、あれは酸っぱすぎると思うぞ

>>317
その日、三橋は新たなる冒険を試みる事にした
今までは色んな人間が出入りできて、それでいて目に付きにくい場所を選んでいたが
今度は特定の人間しか入らない場所だ
それは練習後の野球部の部室・・・
三橋は自分から鍵係りになって皆が帰った後にそれを試してみようと思っていた
部室ははっきり言ってとても狭い
その中で全裸になった自分を想像するだけで三橋は高揚していく
もし誰かに、同じ野球部の仲間に見られたら・・・
恥ずかしさからの躊躇とそのスリルからの興奮が三橋をない交ぜにしていく
「今日は鍵係りは三橋だったな 頼んだぞ」
「う、うん・・・俺ちょっと片付けたいことがあるから皆は先に帰ってて」
部室の鍵は職員室に戻すことになっていて、もし怠る様なことがあると罰則が与えられる
三橋は鍵を受け取ると皆を帰宅させ、一人になるのを待った
一人、また一人と部室から出ていき、そして三橋だけが残った
この時を待っていた
三橋は部室から外をうかがい、誰もいないことを確かめて部室の鍵を内側から閉めた
これで誰も入ってこない・・・
もし来たとしても入ることはできず、開けるまでに最低限の服を着れば怪しまれない
今までの数々の冒険で三橋にはある種の自信ができ始めていた
一枚、そしてまた一枚
埃っぽい部室の中で三橋は衣服を脱ぎ捨てていく
そして最後の一枚を脱ぎ捨て、三橋は今までに無い開放感と背徳感を感じ、昂ぶった つづく