ナイバッチきつみは
月曜から中々なポジションだぞ
いよいよ4月か・・・そうこうしているうちに5月になってGWだ梅雨だってなるんだろうな・・・
今年のGWはどうしようかな?また家でゴロゴロしていようか、それともどこかに出かけようか?
きつみははどこか行きたいところはあるか?
東北にあるとしうキツネ村にでも行ってみないか?色んなキツネが一杯いるんだってさ
もっとも俺にとっては一番のキツネはお前だけどな

春である
桜も満開なので三橋と俺らで花見に出かけることにした
ちなみに今回はエロいことは禁止、おさわりも基本禁止とした
そりゃ花見だものな、他の花見客もいることだし公衆の面前で三橋の生肌を・・・ゲフンゲフン
いや、花見はやっぱり健全的に行う行事だよなハハハ
「うわあ・・・すごいや・・・」
あまり一般には知られてはいないが、知っている人は知っているという桜の隠れた名所
何本もの桜の木が今を盛りと花を咲かせている
「どうだ三橋、なかなかなものだろ?」
「うん!こんな凄い桜、俺始めてだよ!」
三橋の喜ぶ姿に俺たちも思わず嬉しくなってしまう
数は少ないが、自分たちの他にも花見をする団体がいるらしく、場所取りのブルーシートが敷かれていた
「おーい三橋、こっちだこっち ここが一番いい場所だぞ」
朝早くから場所取りをしていた俺が三橋と俺たちを呼んだ
一番大きな桜の木の下でたわわに咲いた桜の花の下のそこは確かに一番の場所だろう
三橋を一番良い場所に座らせて、その周りを俺たちが囲むように座る
誰が一番、三橋に近い場所を取るか牽制しながら、それでも何とか全員席を取ることができた
「それでは、今年も三橋ほ囲んで花見をしよう会を始めたいと思います」
今年の幹事役の俺が花見開始を告げると、皆から一斉に拍手と歓声が上がった
それと共に三橋から遠くに座っていた俺らが皆、三橋ににじり寄ってジュースを注ぎにやってきた
「三橋、今年も良い花が見れてよかったな」「オレンジがいいか?それともグレープ?」
「カルピスの濃いのを飲んでみないかハァハァ・・・」
俺らに取り囲まれて三橋はキョドつつも嬉しそうにしている
ああ・・・今年も無事に花見ができてよかった・・・その時まではそう思っていた つづく