きつみはもふもふふもふもふ
つまりだ、今日も頑張ってのんびりダラダラと過ごせばいいんだな
「違うんじゃない、俺くん?それって・・・」
いや、ここは自分の直感を信じるのが一番だ!
今日は何もしない、ただのんびりしていればいい!
「でも・・・」
何も言うなきつみは・・・俺は・・・俺のこの直感を信じる!!
「わかった・・・ならいいや、俺くん抜きで行ってこようっと」
え?どこに行くんだ、きつみは?
「うん、実はね・・・隣町にバイキングレストランができたの知ってる?」
ああ・・・この間通りかかったらまだ工事していてでっかい看板があったあれか
「そう、それ でね、ジタバタさんに無料チケットを貰って今日が利用最終日だったんだ
俺くんが何もしないで家でゴロゴロしたいのなら他の誰かと行ってくるね」
ちょ、ちょっと待て!!
そんなの初めて聞いたぞ!なんでもっと早く言わないんだ!
「だってさっき貰ったばっかりだし、それに言おうとしても俺くんは聞こうともしないで
ダラダラしていたいって言うばかりだし・・・じゃあ行ってくるね」
ま、待ってくれ・・・
バイキングって確か一流レストランばりの高級料理を取り揃えたってのが売りの・・・
お、俺も行くから!
置いていかないでくれ、きつみは!!!!!

「4月12日晴れ時々くもり
今日は俺くんとバイキングレストランに行きました
始めは俺くんは家で寝ていたい、ゴロゴロしていたいと言ってたけど
おいしいものがいっぱい食べたいからと二人で行くことになりました
俺くんも俺もおなかいっぱいおいしいのを食べてすごくたのしかったです
でも俺くんが食べ過ぎて、おなかがパンパンになってしまい帰りに歩けなくなってしまって大変でした
くいしんぼうって俺くんのことだと、つくづく思いました
でも料理はおいしかったので、また行きたいです
それと、俺くんが鯖が落ちてる、と騒いでいたけど、落ちているなら拾えはばいいんじゃないかな?塩焼きなんて美味しいし、と言ったらすごく悲しそうな顔をしたけど、俺くんは鯖が嫌いなのかな?」