ナイバッチきみつみは
今日も・・・というかここ数日は同じ様なポジションだな これは安定していると思っていいのか
冒険するきつみはも好きだが安定志向なのも嫌いじゃないぞ
のんびりダラダラと生きるにはそれが一番だからな
ようし、今日から3月だし、もう春だし、日向ぼっこでもしながら昼寝といこうか
そうだ、桜餅があるんだった おやつに熱い茶と一緒にいただこうな

春、といえば春である
冬の間、寒い季節の中でじっと耐えていたものが再び動き出す季節でもある
「ん・・・」
「お、痛かったか?ごめんな」
「大丈夫・・・最近怠けていたから・・・もっとやっていいよ」
まだ子供の様な小さな体に、体積だけはすごくある男が後ろからのしかかるように何かをしている
「んんっ・・・」
「やっぱり痛いか?やめるか?」
「いい・・・続けて」
男の手が子供の体の上を忙しなく動き回る
その度に子供が「ん・・・」とか「あ・・・」とかどうも下半身に良くない声を上げる
「ここか?それともこっちか?」
「全部・・・好きにやっていいよ・・・」
傍から見たら不審者が子供相手によからぬ事をしている様に見えるだろう
だがその男の手は何か細長いもの持ち、それを子供の体に滑らせるように動かしていた
それがあるところで動きが止まり、それと共に子供が声を上げる
「そ、そこ・・・」
「よし、ここだな 今やってやるからまってろ」
男は手したその道具でその場所を丁寧にまさぐり始めた
「あっ!い、いたい・・・俺くん、ちょっと・・・もう少しやさしくしてよ」
「しているぞ きつみはももうちょっと毛皮スーツの手入れをちゃんとしなよ 毛が絡まって大変じゃないか」
「だって・・・背中のほうはブラシが届きにくいから・・・それに冬毛は長いし絡まり易いし・・・」
「だから俺がブラッシングしてやるって言ってるのにお前いつも逃げるからこうなるんだ おとなしく俺にブラッシングをさせろ」
「だって俺くん・・・手つきがなんか・・・いやらしい感じがするってジタバタさんが言うから・・・」
いやらしいだと?おのれ水谷・・・後で覚えていろ・・・と思いながらきつみはのブラッシングを続ける俺であった どっとはらい