巣バッタと総合バッタがちまいすぎてこの習性をももいだす^−^

人間でいう「人相」のようにサバクトビバッタにも「相」があり、育つ環境が影響する。
エサが豊富で周りに他個体がいない環境でのんびり育つと、お互いを避け合うおとなしい「孤独相」になる。
一方、エサが乏しく多くのバッタが1カ所に余儀なく集まり、他個体とぶつかり合いながら育つと、群れることを好む獰猛な「群生相」となる。
性格だけではなく、見た目もまるで異なる。

孤独相は生息地の色に自分の体色を似せることができ、天敵の目をくらます。
一方の群生相は皆が一様に目立つ体色になる。
その昔、あまりの変貌ぶりに両者は別種だと勘違いされていた。