>>855
ラピュタも公開当時は全く売れなかったって言ってるしのあ^−^
これパヤオの当時の分析^−^

『天空の城ラピュタ』が完成!1986年8月2日に全国の洋画系103館で公開されました。
しかし、最終的な興行成績は11億6000万円と『ナウシカ』の14億8000万円を下回ってしまうという残念な結果に…。
宮崎監督はその原因として、「特別な能力を持っていない普通の少年を主人公に選んだからではないか」と分析しています。

以下、「Cut」2009年12月号インタビュー記事より抜粋。

「たくさんの夢を抱きながら戦う少年を主人公にした冒険物語を作りたかったんです。
ただ、実際に作ってみると、お客さんはそういう類の映画を観に来てはくれないようだということが判明したんですよ。
しばらく時間が経ってから、『ラピュタが大好きです!』と言ってくれる人はいましたが、公開当時はまったくお客さんが入りませんでした。

女性の場合はそこにいるだけでキャラクターとして成り立つんですが、
男性のキャラクターを成立させるためには社会的な立場や地位、
もしくは何らかの宿命を背負っているといった、目に見えない何かが必要なんです。
だから、パズーのような普通の労働少年を主人公にした映画で、劇場まで足を運んでもらうというのはかなりキツかった」