きつみはもふもふふもふもふ
調和か・・・つまりだ、俺ときつみはの仲がもっと良くしろということか
なら大丈夫!あいつとはツーカンな仲だしな
衝突しても俺が大人の対応で拗れることもないし、まったくといって問題無し!
よーし、今日の昼はピザにしようぜピザ
ちょうどサービス券があるから半額で食えるぞ
俺、シーフードピザが食いたいな、海老がいっぱいのやつ
「俺はマルゲリータ!シンプルが一番!トマト味サイコー!」
え?夏はやっぱりシーフードだろ?
具沢山で腹いっぱいになるし・・・
「何事も基本なのか一番だよ、俺くん マルゲリータ!マルゲリータ!!」
ううう・・・いくらきつみはの希望でも譲れないものはある・・・
特に食い物に関しては・・・
あ、そうか 両方頼めばいいんだハハハ・・・

「俺、ピザが好きだ!」
ある日、三橋が何気なく言った一言からそれは始まった
翌日から三橋の視界にはなぜかデブ・・・もとい、ふくよかな人間が多くみうけられるようになった
だがそういうことに鈍感な三橋はしばらくはそれに気がつかずにいた
「なんかさ・・・最近、周りの連中が太ってきてね?」
「あー、そういやそうだな 夏バテ防止で食いまくってるんじゃねえか?」
三橋の友人たちはその変化に気がついてはいたが、それほど重大な事とは思ってもいないようだった
三橋自身も「へーそうなんだー」としか思わないし、このこともすぐに忘れていた
だが、日に日に三橋の周りにはふくよかな人間が多くなっていった
少し前までスレンダーだった奴もいまでは立派な体格になっていたりした
「やっぱりなんか変だ・・・」
三橋がそう気づいた時にはもう遅かった
一部を除いて、三橋の周りはふくよかな人間たちによる肉の壁ができてしまっていた
ピザな人間に囲まれた三橋の運命やいかに?
次回「恐怖!官能肉地獄におぼれる三橋はメタボの夢を見るか」

まで続かない