きつみはもふもふふもふもふ
最初の予定といっても今日は家でのんびりしているだけだからな 特に変更は無いと思うのだが・・・
「俺くん、大変だよ!今日、スーパーで油揚げの安売りと稲荷寿司のバイキングだって!
いろんな稲荷寿司があるみたいだから早く行こうよ!」
あ、予定変更とはこれの事か・・・こんな平和的なのなら歓迎だw

妄想竹職人の朝は早い
まだ暗いうちに起き身支度を整えると、座禅する 精神を研ぎ澄ませ、己の中を空っぽにする
「この「空(くう)」の中からまた新たなアイデアが湧いてくるんです」と職人は言う
そして朝食前に山に向かう この山は妄想竹の山だ あちこちに今から伸びようとしている妄想竹の竹の子の先っちょが地面から出ているのが判る
「多いように見えますが、実際に大きく伸びるのは少ないですね」
職人によると、成長初期の段階で伸びが止まってしまうものも多いという
ふと、職人が足を止め、今から伸びようとしている妄想竹を指差した
「あれは中々伸びそうですね」
長年、職人をやってきた感なのか、見ただけでどの竹がいいのか判るらしい
だが伸びるのをただ待っているわけではない
職人はその竹の子の前に屈むと、愛おしそうに撫で、何かをつぶやいた
「穴・・・プりケツ・・・」
職人のつぶやきの反応するかのように、妄想竹の竹の子がググッ、と伸び始めた
「尻・・・尻穴・・・挿入・・・」
我々には判らない意味の言葉だが、竹の子はあっという間にグングンと伸びていった
「全裸・・・白い裸体・・・穴開発・・・後ろから前から・・・」
さっきまで竹の子だったそれは今では太く長い立派な妄想竹となった
だが職人の作業は終わらない 最後の仕上げとばかりに作業を続けた
「ミッハー・・・ケモミハ・・・三橋!子三橋!子三橋の穴!!」
凄い勢いで伸びた竹が、更にグングンと伸び反りかえるほどに成長した
竹の先端は普通のそれと違い、丸く奇妙な形をし、白い液体をこぼしていた
「この竹はまだ伸びると思います 他の人から見ると奇異なものでしょうが自分はこの仕事に誇りを持っています」
照れながらそういう職人の姿は輝いて見えた
今日も妄想竹職人は独自の技で妄想竹を伸ばし、育てているのだった

まで妄想竹