私が転職して、新た暮らしを始めた頃にあなたと出会いましたね
それから程なくでした
あなたとの一緒の生活が始まったのは。
気分が良い日も落ち込んでいた日も、いつも近くで何も言わないで何も聞かないで、ただ黙ってそばにいてくれる存在だったのがあなた
私の大切なものをあなたの中に抱え込んで大切に守ってくれましたね
でも、あなたがいてくれた時はそれが当たり前になって当然と思うようになってしまっていました
今、あなたが不調になって私の元からいなくなろうとして、はじめてあなたが私の元に来てくれた当時の事を懐かしく思い出し、いてくれた有り難みを噛みしめています
もう、駄目なのかな?もう頑張れないのかな?
あなたの事をぞんざいにしてしまった私には、もうこれ以上頑張ってとは言えません
長い間私の大切な物を守ってくれてありがとうございました。

あなたと別れたら、私はすぐに代わりを見つけて頼ってしまう事でしょう。私はそういう人間です。見損なわれてもしかたありません。
生きて行く為にあなたか、あなたの代わりがどうしても必要だから・・・
あなたと別れて、あなたとの代わりとの生活が始まっても、ふっとした時にあなたの事を思い出す事もあるかも知れません
それで許して頂けますか?
こんな事言ってもあなたは今までと同じように何も言ってはくれないのは分かっています
なので私の方から今までのありったけの感謝の気持ちを込めて言わせて下さい
さようなら。今まで本当に、本当にありがとうございました。




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NR-B13TA(2000年1月-6月期製)さん