きつみはもふもふふもふもふ
もふもふというとふかふかな毛皮を手でモフモフというのをまず連想するが
肉球で俺に対してモフモフしてもらうのもいいな、などと思っております
例えば子猫がおっぱいを飲むときのように前足でモフモフするしぐさとか
もう天使並みにかわいくて悶絶したくなります
肉球といえば、肉球ともっと大きい肉球、あれは正式名称は掌球というらしいのですが
その二つの間をコチョコチくすぐってやるは、パーの形に手を開くのもまたたまらないものです
なんでこんな事をいうかというと、きつみはの手でそれをやってみたいからなので・・・
というわけで、判るか、きつみは?あれ、いないぞ・・・まさか逃げたか・・・

>>493 
その影は俺よりも深い深い水の中をゆったりと漂っていた
時々四肢を動かして移動しているのがかろうじて見える
"なんだろう?俺たちの他にも泳ぎに来ている誰かかな"
川原では他にいる人間の気配はない
というか、ここは超穴場で知る人ぞ知る場所なのだ
影は水底でじっと動かなくなった
もしや俺の姿を確認して観察しているのだろうか
というか気になる・・・俺もその影の正体を知りたくて、より深く潜って行った
クマベさん特性の潜水スーツは水圧にも負けていない
特殊な作りで着ている人が水中でも呼吸ができるようになっている
どんどん淵の奥に潜っていく俺がまるで魚にでもなったかのように軽やかに泳ぐことができている
"クマベさんから頼まれたスーツの検証実験は成功だな"
影までもう少しというときに、それは凄い速さで移動してあっという間に見えなくなった
"どこに行った?"
あたりを見回すが、それらしいものは見えない
この潜水スーツよりも早く移動できるとは・・・
"アレは魚・・・じゃないな、もっと人間に近い形をしていた・・・"
とりあえず水面に出ようと思い上昇を始め、もう少しという所で何かが俺の体に触れた
スーツ越しにも判るその異様な感触に俺は心臓が止まるほど驚いた
あの影が・・・俺の脚をつかんでいる・・・ つづく